自己紹介と担当プロダクト紹介
── まずはじめに、改めて自己紹介と、担当されているプロダクトについて教えてください。
LayerXの簗と申します。当社のバクラク事業部の中にはいくつかのプロダクトがあるのですが、私はそれらのプロダクトを企画する組織の統括部長を務めています。
おかげさまで最近はプロダクトを多く出させていただいていて、お客様に契約いただくバクラク◯◯というサービス群に加えて、その裏側にBPOのサービスがあったり、まだ表に出していない新規プロダクトも並行して走っています。その中で、支出管理の領域と債権管理の領域、そして人事労務の領域を中心に、一通りのプロダクトを見ています。
── 所属部署の正式名称には、BSM、ARM、HCMといった領域が並んでいます。それぞれどのような領域なのでしょうか。
BSM(Business Spend Management)は支出管理の領域で、企業の支払いに関する業務を指します。具体的には請求書の処理、経費精算、クレジットカードといったものが該当します。ARM(Accounts Receivable Management)は債権の管理で、請求書を送り、入金を消し込み、督促をする、そうした一連の業務のことです。この2つが、広く言えば会計・経理の領域になります。
それとは別にHCM(Human Capital Management)と呼んでいるのが、いわゆる人事労務の領域です。今は勤怠や給与といったプロダクトをリリースしています。
こう並べると展開している領域はバラバラに見えるかもしれません。ただ、LayerXとして最終的に実現したいのは"業務の自動運転"という世界観です。特定のプロダクトだけをご利用いただくと、どうしてもそのプロダクトに閉じたコンテキストしかなく、業務全体の自動化が難しくなります。
だからこそ、一連の業務プロセスをセットでご利用いただけるように、また業務プロセスを横断するコンテキストにも対応できるように、徐々にプロダクト群を広げているのです。
たとえば後ほどお話しする「バクラク契約管理」のように、一つの情報が支出管理や債権管理など複数の業務に関わってくるケースは少なくありません。そうした業務をまたいだコンテキストを持てることが、横断的な自動化の土台になると考えています。
── 広い領域をマネジメントしながら、ご自身もプレイヤーとして新規プロダクトの立ち上げを担当されていると伺いました。どのように両立されているのでしょうか。
全てを細かく見ているわけではありません。今プレイヤーとしてリソースを割いているのは「バクラク契約管理」と、もう一つの新規プロダクトの2つです。それ以外の、「バクラク請求書受取」「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク請求書発行」「バクラク債権管理」それに加えて「バクラクインテリジェンス」といったプロダクトについては、PdMのマネジメントという形で見ています。領域ごとに任せられるメンバーがいるので、その人たちに積極的に任せながら進めています。
ただ、一つ大事にしていることがあります。マネジメントする立場であっても、お客様との手触りのある接点には、一定のリソースを必ず確保すべき、ということです。現場やお客様との距離が遠くなると、マネジメントの質にも影響が出てしまう。だから、プレイヤーとして関与する時間も割きながらマネジメントをしています。
── 現在、ご自身が担当されているのはどのようなプロダクトですか。
「バクラク契約管理」というプロダクトです。実はこの撮影時点ではまだ正式リリース前で、今まさに開発中の段階です。
「バクラク契約管理」は契約業務、つまり契約書を巻く一連の流れを自動化していくプロダクトです。契約書は、作成してレビューし、取引先とやり取りして、固まったら稟議をかけ、承認されたら電子サインや郵送で締結する。締結後は保管し、期日が迫るものを管理していきます。こうした契約のライフサイクル全体を管理するプロダクトになります。
これまで私は、バクラクの中でも請求書を送付するシステムや、送付した後の請求書の入金を消し込むシステムなどの立ち上げを担当してきました。今回はそれらと2つの点で違います。
1つは、自分に手触りのない領域だということ。契約を巻く流れは法務の方がメインで担うことが多く、私自身が実務として経験してきた領域ではありません。
もう1つは、LLM、つまりAIの活用が当たり前になった後に、初めて立ち上げるプロダクトだということ。AIを前提としてつくるので、これまでとは作り方の違いを感じながら進めています。
── AIネイティブなプロダクトの立ち上げは、これまでと何が変わったのでしょうか。
プロセスとして似ているところもあります。体験へのこだわりや、お客様の解像度を上げることは変わりません。
バクラクの製品群は、すでに先行プロダクトがある市場に後発で投入することが多く、既存製品と比較されます。だからこそ、これまでにない使いやすさや体験に徹底的にこだわって作ってきました。このこだわりは今も持ち続けています。
AIに業務を少しずつ担わせるフェーズに入っても、人が触れる面の使いやすさ、UXにはこだわっていきたい。いきなり全てを自動化することは難しいので、その手前で最低限必要なものは、なんだかんだ硬くつくらなければいけない部分も一定あると考えています。
一方で、違いもあります。最終的に「どの業務を人がやらなければいけないのか」から逆算して、「ここはこのタイミングで、こういうコンテキストからこう自動化できる」という絵を、最初の設計段階から描いて作り始めている点です。従来は、まずプロダクトを作り、機能をだんだん増やしていくことに意識が向いていました。今は「どこまで人がやって、何をAIがやるのか」を意識しながらやっている。それが大きな違いです。
── 「人とAIの役割分担」を初めに設計して、理想状態を描いた上で開発する、ということですね。
そうですね。もちろんいきなり全部は作れませんが、最終的に「業務の自動運転」を実現するためには「最初からこのデータを持っていなければいけない」「ここは精度高く情報を持っていなければいけない」と逆算します。
たとえば契約業務では、契約同士の関連性がとても重要です。基本契約と、それを少し修正する覚書。基本契約に基づく個別契約。両方が生きているけれど補足的なもの。契約はお互いに参照し合ったり、修正し合ったりと、さまざまな形で存在しています。
契約の調査や判断をするとき、この関係性を正しく理解していないと、誤った判断をしてしまう可能性がある。だから自動化していくなら、関係性そのものを製品の中に持っておかなければいけない。とはいえ人がポチポチ登録するのは現実的ではないので、AIが担当する。そういう議論をしながら開発を進めています。
プロダクトのビジョンや対峙する課題、3年後の未来について
── 簗さんが今対峙されているドメインで、「これは今おかしいんじゃないか」という当たり前や、「もっと良くなる余白」があるとすれば、どこでしょうか。
私が対峙しているのはバックオフィスに絡む領域、特に自分のバックグラウンドである会計・経理の領域です。
おかしいというよりも、そもそも「人がやることを前提とした業務設計になっている」と感じています。たとえば経理の処理は、月次決算や年次決算といったタイミングでまとめて行われ、誰かが処理した後に別の人がそれを基に処理する。ある種、人から人へバトンを渡すように業務が進んでいくシーンが多くあります。
請求書が一枚来たときに仕訳を一つ作る、というように、本当に早くやろうと思えばもう少し早くできる部分もあります。しかし、人のリソースが限られている前提だと、ある程度まとめて同じ業務をやった方が効率的なので、月末月初にまとめて対応します。「この人がやらないとできない」といった制約もあります。
ところが、AIの登場で、前段のトリガーをもとにAIが常に仕訳を作っていく、といったことが技術的にできるようになってきました。そうすると、これまで非効率だからまとめてやっていた業務を、できるだけタイムリーに処理していく世界が実現できるかもしれない。これは経理に限らず、私がいた監査や、内部監査・内部統制のように「業務が終わった後に調査する」領域も、極論すればリアルタイムでできるようになる可能性がある。そうしたことが、今後数年で変わってくるのかなと思っています。
── その現状を踏まえて、バクラクを通じて破壊したい状況や、世の中の不公平があれば教えてください。
不公平という話ではないかもしれませんが、AIの扱い方の「正解」が、まだ誰にもわかっていない部分があると思っています。開発ベンダーも、事業会社も、場合によっては監査法人のような外部の法人も含めてです。
たとえば経理処理には内部統制があり、重要な業務では統制行為をきちんと作らなければいけません。基本的には人がこのタイミングで承認する、というのが統制行為になります。それをAIに代替できるかどうかは、よくある論点です。AIの判断をそのまま鵜呑みにして「AIがいいと言っているから決算は人が何も見ません」ということには、おそらくできません。
ただ、では人が実際どこまでちゃんと見られているかというと、もしかしたら人よりAIの方が精度が高い可能性すらある。だからこそ、「何をAIに任せて、人は何をやるべきか」をきちんと定義しながら進めないと、形式的なところで思ったように進まない世界が来てしまう。それは嫌なので、人とAIの協力によってクリアしていきたいと感じています。
── 「何をAIに任せ、何を人がやるか」を判断し、線を引く際の、LayerXやバクラクとしての方針や哲学はありますか。
会社としてバシッと言語化された哲学が、そこにあるかというと、まだそんなにないかなと思います。
ただ、私たちの根本にあるのはやはりユーザー、お客様の体験です。お客様がバクラクを使うことでどれくらい成果が上がるか。そこに存在意義があり、そのためにプロダクトを作っている。あくまでお客様の体験、ベネフィットを追求することが第一優先です。その上で、最低限守らなければいけないところとの「いい塩梅」を見つけながら対応していく。それが自分たちのDNAにあると思っています。
── 簗さんのこれまでのキャリアと、今バクラクで解こうとしている課題が直接リンクしているように感じます。課題への共感や、原体験はどこにあるのでしょうか。
社内のPdMには、既存の業務のあり方に対して課題を感じているタイプの人が結構います。私はどちらかというと、「大変だな」という感覚です。苦しい思いをしながらやってきた、というのが原体験としてあります。
一歩引いたときに違和感を覚えるシーンも、これまでの経験の中でなくはありませんでした。たとえば監査法人時代。監査業務は外から見ると何をしているのかわかりにくいのですが、中身は意外と地味で愚直な手続きも多いんです。今の時代なら、AIである程度代替できる作業もあると思います。
ただ、監査法人は工数をかけた時間でお客様に請求するので、工数を下げたいという方針はあまり生まれにくい。だから当初は、品質を高める、不正を検知するといった周辺にAIを使う印象がありました。私は「最終的なクライアントのことを考えると、手続きそのものにも向き合うべきだ」と思いながら働いていた記憶があります。
事業会社にいた時は、単純に結構つらかったですね。たとえば予実管理。経理や経営企画では、来月これくらいのコストになる予定です、というフォーキャストを出します。でも締めてみないとわからない。できるだけ情報を集めて予測しても、イレギュラーなものや検知できていないものがあって、どうしてもズレてしまう。会社として達成すると思っていたのに達成できない、といったことが起こるとよくないので、毎月ヒリヒリしながら月次を締めていました。そうした経験はあると思います。
── 3年後を見据えたとき、ユーザーの日常はどんなアップデートがされているでしょうか。そして、なぜそれをLayerXでなければ実現できないのでしょうか。
少なくとも数年後には、バックオフィスの方たちの働き方は変わるだろうと思いますし、変えていかないといけないとも感じています。
これまで実務担当者の方は、オペレーティブな処理が中心にならざるを得ませんでした。ただ、バックオフィスのAIエージェントが増えるほど、AIエージェントに任せた仕事の評価や、その範囲を高めるためのフィードバック・チューニングに、業務の時間を使うようになっていくと思います。さらにその先には、これまで担当者があまり時間を割けなかった、意思決定に必要な情報をAIも含めて整理し、マネジメントに提供する。そうした業務がより自然にできるようになる。少し偉そうに聞こえるかもしれませんが、私たちのプロダクトを通じて、そういう働き方を「おすすめできる」存在になっていけるといいなと感じています。
なぜLayerXか、という点で言うと、私たちは「請求書の処理や経費精算の自動運転を目指す会社」ではないんです。あらゆる業務の自動運転を目指している。そのために必要な業務やコンテキストを持つべく、領域を広げています。一従業員として社内を見て感じるのは、そこに対する本気度と、社内の並列度です。この1年ほどで圧倒的にスピードアップしている実感があり、この延長で先ほどの未来を実現したいし、実現できると思いながらやっています。
──描く未来とのギャップや課題はどこにあるのでしょうか。これから入る人が貢献できる余地も含めて教えてください。
まず事実として、自分たちが想定しているバックオフィス業務の自動運転が実現できているかというと、できていないんです。その時点で、目指すものとはとんでもないギャップがあります。
いろいろな業務領域に広げているという話をしましたが、その領域にプロダクトがあれば完結するわけでは当然ありません。今、一連の業務プロセスの中で「人は確認するだけでOK」という状態は、ほとんどない。すごく頑張ってはいますが、まだそこにはたどり着いていません。
特定のお客様である程度できたとしても、業務プロセスが違ったり、業種・業態に特殊性があったりすると、その範囲を広げるたびにまたギャップが出てくる。「その領域に一つプロダクトがあれば終わり」という話ではまったくないんです。
月並みで申し訳ないですが、結局は圧倒的に人が足りていない。並列度を高めながらやらなければいけませんし、来年・再来年、その先にやりたいものも、理想を言えば前倒しにできたらいい。それを実現するには、どんなにAIを活用するにしても、AIをうまく活用できる人や、自律的なチームがまだまだ不足している。そこが組織的な課題だと思っています。
個人のキャリアや考え方について
── ここからは個人について伺います。LayerXに入られてから現在に至るまで、社内でどのような変遷を経てこられたのでしょうか。
LayerXには、実は「ドメインエキスパート」という職種で入社しています。私が入社したのは4年ちょっと前で、当時はちらほらドメインエキスパートという職種が出始めていたタイミングでした。そこで求人が出て、応募したという背景です。
それまではバックオフィスの仕事が中心でしたが、その中で「事業側のことを、手触りや自分の実体験を持ってデジタル化できない」ことに課題を感じていました。だから事業側にキャリアを移したいという思いで、ビジネス側のロールに応募したんです。
入社後は、最初はPdMでも開発でもなく、マーケティングチームと一緒に「『バクラク』の価値をどうやってお客様に伝えていくか」という仕事が中心でした。今で言うプロダクトマーケティングのような領域です。そして2年半ほど前から、PdMとして働いています。
── どんなきっかけでPdMになったのですか。
自分から「やりたいです」と言ったわけでは、正直なかったんです。バクラクでは新規プロダクトの立ち上げが定期的にあります。その時にアサインを調整してエンジニアもやりくりしたのですが、どうしてもドメインに詳しい人がいない、となった。私はその領域を理解していたのでアサインされて、ドメインエキスパートとして開発チームに入り、そこから引き継ぎを受けてPdMになった、という流れです。
── これまでのキャリアでは、プロダクト開発との接点はそれほどなかったかと思います。どうキャッチアップされていったのでしょうか。
おっしゃる通りで、個人的には開発が一番距離の遠いチームだと思っていました。一番イメージが湧かず、知識も含めて自分から最も遠いところにある領域だと感じていたので、正直だいぶ不安に思いながらやっていました。
キャッチアップは、よくある話なのですが、最初の頃は「バクラク」のプロダクトをずっと立ち上げてきた執行役員 バクラク事業 CPOの榎本(mosa)と一緒に立ち上げをしていたんです。
榎本がやっていたものを、彼がどこかのタイミングで別のプロダクトに移るので、なんとか引き継がなければいけない。「これができないと引き継げないから、できるようにしよう」という形で、少しずつ対応できる範囲を広げていきました。
今でもまだキャッチアップできていないところは正直あります。ただ、うちの会社のいいところは、エンジニアの人たちも前のめりに入ってくれて、議論がしやすい空気があること。自分がバリューを出せるところから少しずつ広げながら、業務ができるようになったのかなと感じています。
── 事前に12個のコンピテンシーを自己評価いただきました。その中で強みとして挙げられたのが「戦略的インパクト」と「プロダクトビジョン・ロードマップ策定」です。これらはどのように磨かれてきたのでしょうか。
こうして見ると恥ずかしいですし、自分で「強みがあります」と言うのも気が引けるのですが、戦略的インパクトやビジョン・ロードマップは、PdMとして特に意識しているところです。
エンジニアもドメインを理解し、AIも含めて仕様を書けるようになってきた時代に、PdMとしては「これをやりたい」「この山を登るのは、こういうことを実現したいからだ」を、領域単位・プロダクト単位・機能単位できちんと示す必要があると思っています。
個人的にも、ストーリーがないと納得感がないんです。「なんでバクラクがやるんだっけ?」「なんでこれをやるとお客様にとって意味があるんだっけ?」と。私たちは常に後発で出しているので、他の代替手段と比べてよりいいものを出さないと存在意義がない。だから「なんでなんだっけ」を考えてやる、ということが、立場上、必然的に出てきているのだと思います。
少し離れて見えるかもしれませんが、企業のIR活動の経験も役立っています。上場企業にいたので、短期や年度単位で決算を出し、決算発表の資料を作り、投資家の方と話す、ということを定期的にやっていました。投資家の方もお忙しいので、わかりやすいストーリーが要りますし、資料を全部は見ない可能性が高いので「最初に何を伝えるか」がすごく重要です。
自分の中で腹落ちするストーリーがあるか、それをどう伝えるか。そうしたことを、IR活動を通じて練習できた感覚があります。それが今、プロダクトを作るときの腹落ちのためにも生かせていると感じます。
── 事前アンケートでは、マイルールとして「ストーリーを取ってチームと認識をすり合わせること」を挙げていただきました。実務で工夫されているエピソードがあれば教えてください。
こうした認識合わせは、プロダクトを立ち上げる最初のタイミングや、仕切り直しのタイミングで行うことが多いです。
当社では「インセプションデッキ」というツールを使います。社会的な意義、お客様の目線、私たち事業側の観点での意義を言語化したり、エレベーターピッチのような形で存在意義をきちんと言語化したりするプロセスです。その中で、製品やその領域に対する思いをディスカッションしながら、チームで認識を揃えていく。これは毎回必ずやっています。
そこで自分自身が「これができたらいいよね」「絶対にお客様にとって価値があるよね」とワクワクできるか。そのストーリーをそのタイミングで作って、認識をすり合わせる。これは欠かさずやっていることです。
── 最後に、PdMにおすすめの本があれば教えてください。
西口一希さんの『顧客起点の経営』です。私たちの根本はお客様の体験であり、「なぜバクラクがやるのか」「なぜお客様にとって意味があるのか」を考え続けることが、後発でプロダクトを出す立場の必然になっています。また、プロダクトはいきなり全てのお客様に価値を届けられるわけではなく、PMFを繰り返していく必要があります。これをセグメントに対しての便益と独自性で説明されていたのは、自分の中で非常にわかりやすく今でもお客様のことを想像する際に必ず考えるポイントでもあります。顧客を起点に経営やプロダクトを捉え直すという視点は、自分が日々大切にしている考え方とも重なる一冊です。
簗さんからメッセージ
── 最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
先ほども申し上げた通り、「バクラク」はいろいろな製品があるので「今更かな」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、目指しているものに対して言うと、圧倒的にまだ足りていないというのが正直なところです。
このドメインや領域は、とっつきにくく感じる方も多いと思います。ですが、やってみると面白い部分があり、奥が深い。企業経営の根幹にもつながってくる領域です。少しでも興味のある方がいらっしゃったら、ぜひお話しできると嬉しいです。
LayerXで一緒に働きませんか?
簗さんが語ってくださった"業務の自動運転"というビジョンに共感した方へ。
私たち Grantyエージェント では、転職エージェントサービスを通じて、LayerX社のPdMポジションをご紹介できます。
👉 Grantyエージェントに相談する
バックオフィスという奥深い領域で、「何を人がやり、何をAIに任せるか」を一から設計するプロダクトづくりに挑みたい方は、ぜひ一度 Grantyエージェント にご相談ください。
まとめ
簗さんのお話からは、バックオフィスを監査・回す・経営するという全ての立場から見てきた方ならではの、課題への深い解像度と、それを"業務の自動運転"へとつなげる強い意志を感じることができました。
特に印象的だったのは、「何を人がやり、何をAIに任せるか」を最初の設計段階から逆算して描く、というAIエージェント型プロダクトづくりの考え方です。さらに、後発プロダクトを率いる立場だからこそ「なんでバクラクがやるんだっけ?」というストーリーを問い続け、インセプションデッキでチームの認識を揃えていく。その実直な姿勢は、多くのPdMにとって示唆に富むものではないでしょうか。
また、「バックオフィスの自動運転はまだできていない」「とんでもないギャップがある」と現在地を率直に語る誠実さと、そこにこそ挑む余地があるという視点も、これからのキャリアを考える上で印象的でした。
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